A.P.C. 1987–2003 Carnet Commemoratif

A.P.C. 1987–2003 Carnet Commemoratif

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A.P.C. 1987–2003 Carnet Commemoratif

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1987年にJean Touitouによってパリで始まったA.P.C.。

「Atelier de Production et de Création」という名前の通り、最初から大きなロゴや派手なイメージを前面に出すブランドではありませんでした。

むしろ、服そのものと、それを取り巻く人や音楽、写真、アート、街の空気。

そうしたものの間にあるカルチャーを、静かに積み重ねていったブランドです。

本書は、A.P.C.の創立15周年を記念して2003年に制作された『Carnet Commemoratif』。

1987年から2003年までのA.P.C.の活動を、一般的なブランドヒストリーのように文章で説明するのではなく、ポスター、DM、写真、グラフィックなどのヴィジュアルを中心に記録しています。

参加しているのも非常に興味深い顔ぶれ。

Sofia Coppola、Roman Coppola、Takashi Homma、Hiroshi Fujiwara、Ellen von Unwerth、Zoë Cassavetes、Charles Anastaseなど。

特に、A.P.C.と日本のカルチャーとの距離感を考えるうえでも、藤原ヒロシやホンマタカシの名前が並ぶことは象徴的です。

当時のA.P.C.は、現在のように「フレンチ・ベーシック」という言葉だけでは語れない存在でした。

パリと東京。
ファッションと写真。
インディペンデントな音楽やアート。

異なるシーンにいる人たちが、A.P.C.という小さな共通項を通してつながっていた。

そして面白いのは、この本がそれらを過度に説明していないこと。

序文以外はほぼヴィジュアルで構成されており、当時の空気を「読む」というより、自分で拾っていくようなつくりになっています。

日本国内では300部限定で制作された、2000年代初頭のA.P.C.を知るうえでも貴重なアーカイブ。

ブランドブックでありながら、同時に当時のファッション、写真、グラフィック、東京のストリートカルチャーを横断する一冊です。

著者: Jean Touitou[序文]/A.P.C.
発行年: 2003年
種類: ブランド・アーカイブブック
ページ数: 172ページ
ISBN: 記載なし
言語: フランス語・英語/日本語訳付
サイズ:25.5 × 19.5 cm

※こちらは個人で保管していた中古品です。
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